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2016年4月のブログ記事

2016年04月25日(月)生が旨い!自家製アスパラガスの勧め

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   4月も下旬を迎え、東京地方ではハナミズキやツツジ、藤など、早くも初夏の花々が賑やかに咲き競っています。私の中では『ハナミズキ&ツツジ=大型連休』のイメージがありますので、今年は例年よりも1~2週間開花が早いのかも知れません。東北地方北部や北海道でもようやく桜の季節ですね。

   さてこの時期、風景は鮮やかな緑に包まれるのですが、意外にも農作物は端境期。春を告げる葉物野菜が一段落して、春蒔きのお野菜はまだ生育途中。しばらくは仕方ありません。そんな中で旬を迎えるのがアスパラガス。春になると地面からニョキニョキ生えてきます。我が家ではプランターでアスパラガスを栽培しています。毎年この時期は収穫のお楽しみ!今日は『簡単で美味しいアスパラガスの勧め』です。

 

私たちが食べているアスパラガスはニョキッと出てきた新芽の部分

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   我が家を訪れた友人から『バルコニーのあのボウボウしている変な植物は何?』としばしば訊ねられます。『アスパラガスよ!』と答えると大抵の人は『アスパラガス?あの食べるアスパラガスってこと?』と怪訝そうな顔をします。私が子供の頃は、お花屋さんでカーネーションを購入すると、グリーンの補足によくアスパラガスの葉枝を付けてくれていましたが、最近はあまり見かけなくなりましたね。皆さんいつも食べているアスパラガスが成長するとどうなるか?どんな植物なのかをご存知ないようです。多くの人たちにとってお店で売っているアスパラガスは既に『食材』であって、それがどんな植物のどんな部分なのかなど、気に掛けることも無いのかも知れません。しかしこれは『牛ってどんな動物か知らないけど牛肉を食べている』のと同じ状態。現代は多くの食べ物がこのように本来の形や全体の形から切り離されて『食材』として販売されていますが、私は時折『これで良いのかしら?』と思うことがあります。特に子供たちには食材の元の形=自分が何を食べているのかを知って欲しいなと思います。

 

我が家のアスパラガスは百円ショップ由来

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   ある日のこと、買い物に出掛けていた夫が『アスパラガス売ってたよ!』とビニール袋を手に帰ってきました。てっきり『食材』のアスパラガスを買ってきたのかと思ったら大違い。髭もじゃらの球根を2つ買ってきていました。私もアスパラガスの球根はこのとき初めて見ました。『3年目くらいから食べられるらしいよ』というので、気の長い話とは思いつつ大きめのプランターに球根を2つ植え付けました。その年はモヤシの様なアスパラガスが生えてきて、そのまま数十センチの草丈になり、秋になって枯れてしまいました。翌年は小指くらいのミニチュアアスパラガスが数本。しかし一方の球根からは何も生えて来ず、どうやら生き残ったのは一つらしいと理解しました。3年目。モヤシサイズと小指サイズが次々に生えてきました。出てきた芽を全部収穫してしまうと、光合成が出来なくなり株が弱ってしまうので、伸ばすものと収穫するものを選別して収穫しなければなりません。まだ小さなものしか生えて来ませんので、小指サイズのものを選んでは半量分だけ収穫しました。確か年間合計でも数本だったような・・・。当然収穫は1本ずつですから、電子レンジでチンして食べました(笑)。→家庭菜園レベルにはほど遠い!angry

 

株が育てば立派なアスパラがニョキニョキ!

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それでも毎年けなげに生えてくるので、面倒を見て今年で8年目。毎年一番太く元気の良さそうなものを含め数本を、株の成長の為に伸ばします。その草丈が年を追うごとに大きくなって株の成長を実感。最初は数十センチだったものが1メートル、1.5メートルまで育つようになり、今では放っておけば軽く2メートルを超えるサイズに成長します。3年ほど前からは花も咲くようになりました。

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それに合わせて春先にニョキニョキ生えてくるアスパラガスのサイズも成長。花が咲くようになってからは、お店で売っているのと遜色ないアスパラガスが収穫出来るようになりました。1度に2~3本の収穫も出来て、ようやく家庭菜園レベルに到達です。いやはや長かったですね(笑)。とは言っても、我が家ではほとんど何もしていません。肥料も気が向いた時に液肥をやる程度。バルコニーで放ったらかしです。虫もほとんどつかないので手間いらず。ただ秋に落葉すると細かい葉が散ってバルコニーではお掃除が大変!葉が黄色くなってきたら落葉する前に地上部を刈り取るのが注意事項です。

 

アスパラガスを生でいただく幸せ

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   一昨年のこと、旬を過ぎて鉢の縁に小指サイズのアスパラが1本生えてきました。伸びると邪魔になるので手折ったのですが、わざわざチンするのも面倒で、その場で恐る恐る囓ってみました。すると『なんと美味!lovely甘くてジューシーで、香りが良くて、柔らかくて、シャキシャキした食感で・・・それまで加熱して食べていたものとは別の食べ物です。『アスパラガスってこんなに美味しかったんだ!』と感動してしまいました。以来我が家ではアスパラガスは生が定番。朝収穫し、そのままラップして冷蔵庫で保存すれば、多少お味は落ちますが、夕食時でも生で美味しくいただけます。家庭菜園ならではの美味しい贅沢です。しかしながら買ってきたアスパラガスは加熱して食べていますcoldsweats01。生で食べるなんてあまり聞いたこと無いですものね。

 

子供たちに伝えたい食べることの意味

   アスパラガスを収穫するとき、いつもちょっぴり心が痛みます。『冬を越え、やっと芽を出してきたのに、いきなり手折ってしまってごめんね。』何だか可愛そうに思えてきます。でも食べると言うことは他の命を分けて頂くことに他なりません。そして食べることは生きることでもありますね。そんな命の不思議な循環を、子供たちにこそ感じて欲しいなぁと思います。

   採れたてアスパラガスの生の美味しさはとにかくお勧め度★★★★★です。少々時間は掛かりますが、手間なし世話なしの楽々家庭栽培。是非お試し下さい。

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2016年04月08日(金)サクラ・桜・さくら・・・サクラの四方山話

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    4月、新年度が始まりました。小学校の入学式でしょうか、若いご両親と共に歩くピカピカのランドセルを背負ったお子様を見かけました。今年の関東地方はまだ桜が咲いていて、久々に『入学式に桜』の記念写真が撮れそうです。やっぱり『入学式には桜』ですね(笑)。

    関東地方のソメイヨシノは花吹雪になりつつありますが、八重桜や山桜など、これから見頃を迎える品種も多々ありますね。今日はそんなサクラについての四方山話です。

 

品種がとても多いサクラ

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   緋寒桜、八重桜、山桜、大島桜、河津桜etc. サクラの品種はとても多く、江戸時代までに既に園芸品種を含め300種ほど合ったと言われています。現在では600種に上るとか。専門家の話では、サクラはとても自然交配しやすく、古くは自然交配に依って発生した野生の亜種を人が取り立てて育成し、種類を増やしていたようです。

    大分類では、ヤマザクラ群、エドヒカンザクラ群、マメザクラ群、チョウジザクラ群、ヒカンザクラ群、ミヤマザクラ群、シナミザクラ群、サトザクラ群の8群に分類され、それぞれに野生種、園芸品種が数種から数十種類存在しています。もの凄い数ですね。当然開花の時期も、色も多種多様というわけで、全部合わせると、サクラの花の時期は結構長いのかもしれません。

 

サクラの代名詞ソメイヨシノ、実はちょっと特殊なサクラです

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    一般に『サクラの開花情報!』などと言われて注目されるサクラは、皆様よくご存じの『ソメイヨシノ』ですね。これは江戸末期から明治の初期頃に江戸の染井村(現東京都豊島区駒込)の植木職人達の手で育成された品種と伝えられています。日本原産種のエドヒガンザクラとオオシマザクラの交配種で、エドヒガン系の葉が出る前に花だけが密生して一気に咲く特徴と、オオシマザクラの大きくて整った美しい花の特徴を良いとこ取りしたような品種です。まさに『枯れ木に花』と言った感じのダイナミックな咲き方をしますね。

    もともとはサクラで有名な奈良の吉野山にちなんで『ヨシノザクラ』や『ヨシノ』と言う名前で売り出されたようですが、本家本元の奈良県吉野山のサクラは山桜系が多く、染井村で作られたサクラとは品種が異なることから、これを区別するために『染井』の地名を付けて『ソメイヨシノ』と命名されたと伝えられています。

    このソメイヨシノは本当にどの木も一斉に開花しますね。一気に咲くからこそまた美しく、独特の風景を作り出してくれるのですが、それにはちょっと特殊な理由があるようです。実はこのソメイヨシノ、花が終わると実を付けますが、この実から発芽することはありません。ソメイヨシノと他種のサクラを交配すれば、結実→発芽も可能ですが、これはもうソメイヨシノではありませんね。即ち両親をソメイヨシノとするサクラは存在しないと言うことです。

    では日本各地に数え切れないほど存在するソメイヨシノはどうやって生まれたのでしょうか?

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食べて楽しむサクラ

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    『サクラを食べる』と言うと『えっ???』と一瞬怪訝な顔をされる方が少なくありません。がしかし、桜餅に欠かせない塩漬けの桜葉、結婚式などのお目出度い席で振る舞われる桜茶、あんパンのヘソにちょこんと乗せられた桜花の塩漬、最近は桜の葉を刻み込んだ桜餡やら桜まんじゅうなど、サクラやサクラの香りを口にする機会は少なくありません。

    塩漬けサクラ葉のあの独特の甘い香りは、クマリンという芳香化合物成分によるものです。生の葉ではあまり香りは感じられませんが、塩漬けにすることであの独特の香りが現れてきます。塩漬桜葉の原料になるのはオオシマザクラの葉に限られ、他の品種の葉ではあの独特の香りが出ないと言われています。中でも静岡県西伊豆にある松崎町で生産されるものが最も香りが良いとされ、松崎町は桜葉の国内生産量の約七割を占める特産地となっています。

 

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         一方花の方も葉同様、古くから塩漬けしたものが用いられてきました。こちらは八重桜が中心で、『普賢象』、『関山』と言った品種の花が用いられます。なぜ桜茶の桜は八重なのかな?とずっと疑問に思っていたのですが、実際に桜花の塩漬けを使ってみると、桜の花びらはとても薄くてデリケート。ソメイヨシノの様なシングル咲きの花では塩漬けにすると花びらがどこかに行ってしまいそうです。花を塩漬けにするためには、八重咲きのあのボリューム感が必要だったのですね。お湯のみに桜の花を一輪。お湯を注ぐとふんわりと花びらが広がり、見ているだけで優雅な気分にさせてくれます。

    さて、サクラにまつわる四方山話。いかがでしたか? 新年度、新しい環境で話題に詰まった時など、サクラの話題で会話のきっかけを作るのも良いかも知れません。私もお客様との会話のきっかけにと雑学知識を収集しています(笑)。ご活用頂ければ嬉しいです。

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