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2017年9月のブログ記事

2017年09月30日(土)カーテンの採寸方法

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秋のお彼岸も終わり九月も月末。東京地方では日中はまだ半袖でも動けば汗ばむ気温ですが、朝晩は長袖必携。何より春夏のちょっと重たく柔らかい空気感から、秋冬のすっきりとクリアな空気に変わって来ました。『暑さ寒さも彼岸まで』とは昔からのことわざですが、こと関東地方に関しては未だに毎年『確かになぁ~』と思う次第です。

さて、私事ですがこのたび自宅のお引越しをすることになりました。住まい作りはもちろん人生の一大事、大仕事ではありますが、完成後のお引越しやインテリア計画も実は結構大変。私自身の身近で発生した一大事をレポートします。

 

新居は楽しみですが、その前に恐怖のお引越し!

仕事もあり、『ただでさえ日々時間の余裕が無いところに引っ越しなんてどうするの?!』というのが今の正直な気持ち。でも新しい住まいに移るのは楽しみでもあり期待に胸が膨らみますね。
住まいづくりの場合、土地探しやプランニングからカウントすれば、『思い立ってから一年計画』なんてことはザラにあります。一つ一つ時間をかけて練り上げてゆきますから、家が出来上がり、照明器具が付いて、家具、カーテン・・・辺りまでは住宅メーカー担当者のリードで順調に事が運びます。しかし中古物件の購入やリフォーム、賃貸物件へのお引越しではそんなサポートは無いのが普通。自分で何とかしなければなりません。今回私はそのパターンにしっかりはまりました(^^;)。

 

新居のインテリアのポイント『窓まわり』

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頭の痛いお引越しはさておいて、今日は新居の窓周りプランと採寸方法についてご紹介しましょう。居室の場合、建築基準法で床面積の1/7以上の開口部を設けることが定められています。7畳のお部屋であれば1畳分の窓が必要ということですから、それなりの存在感を発揮することになりますね。

建築基準法では『採光のためこれだけは必要!』という基準で窓の面積を定めていますが、窓の役割は採光だけではありません。換気もできますし、外が見えれば開放感にもつながります。逆に外からの視線を気にしたり、音の出入り、熱の出入りなど、壁に比べてセンシティブな分弱点にもなりうる存在です。

インテリアプランの上でも窓はそれなりの面積がありますから、ここにどんな色柄・素材を持ってくるかで色々な表現の可能性が出てきますね。窓周りは大切なインテリアのポイントです。

 

どんなアイテムにするか

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カーテンなど窓周りのデコレーションのことを『ウィンドウトリートメント』と言います。直訳すると『窓の手当』。う~ん、確かに手当ですね(笑)。

(1)一番レギュラーなのはなんといってもカーテン。寸法さえ合えば手軽に既製品を購入できますし、ちょっと凝るならオーダーカーテンという手もあります。熱のロスや音の反射を抑制する機能もあり、布ゆえに自由に色、柄、形を表現できてデザイン面の自由度の高さも魅力です。

(2)シンプル系のデザインにマッチするのがスクリーン系。一枚布を巻き上げ方式で設置するロールスクリーンや不織布や布地を蛇腹状に畳んで上げ下げするプリーツスクリーンなどがあります。窓から失われる熱(冬の冷気や夏の熱気など)を遮る能力は若干劣りますが、昨今のプリーツスクリーンには空気層を保持する保温タイプもあって、高機能な製品も販売されています。また二重ガラスなど窓そのものの遮音遮熱機能が高い場合には、ロールスクリーンでもOKですね。

(3)最近のブラインドはなかなかオシャレ。木製ブラインドや樹脂製の広幅スラットなどシンプルな中にも味のあるデザインが魅力です。ブラインドの特徴は上げ下げせずに光と風、視線を調節できること。これはほかのアイテムにはできないことです。掃き出し窓など人が出入りする場所では、頻繁な上げ下げが必要となり不向きですが、出入りのない窓なら候補に挙げてみても良いでね。窓枠の中にすっぽり納められれば一層スッキリ。壁に設置(窓枠の外側に取り付け)する場合は従来型の金属スラットの製品よりも出幅が大きくなるのでその点少し注意が必要です。

 

カーテンの場合の採寸方法

今回私は諸般の事情からすべてカーテンにしました。ちょっと節約して今の住まいで使用しているカーテンを一部使い回し。そんなことができるのも布製のカーテンならではです。では新しくカーテンを注文/購入する際の採寸方法をご紹介しましょう。

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(1)丈を測る。カーテンの丈は『ヒルカン下』で計測します。『ヒルカン』とはカーテンレールに入っているランナーの穴のこと。寸法を取る時はランナーの下端から希望丈までの寸法を『丈』とします。床までの掃き出し窓であればランナーの下端から床までの寸法を。腰窓であればランナーの穴から窓下希望の長さまでを『丈』とします。腰窓の場合、窓枠の下端から15cmが一般的な長さ。もちろん前に置く家具の都合で短めでも構いませんし、床までの丈にしても素敵です。お好みで調整してください。保温効果や遮光効果を求める場合は、最低でも10cm、できれば15cm欲しいところです。

ポール型のカーテンレールなどの場合も寸法の取り方は同じです。リングランナーの穴(カーテンのフックを掛ける穴)を『ヒルカン』として、その下端から希望丈を計測します。

 

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(2)カーテンの幅を測る。既にカーテンレールがついている場合は、レールの端から端までの寸法を測ります。レールの長さは窓より左右各10cm程度長いのが一般的です。もちろん周囲の状況により窓枠ギリギリだったりすることもありますがそれは現場の状況次第ということになります。レールがついていない場合は、窓枠の外側~外側の寸法を測ります。これを元にレールの取り付け長さを計算しますので、窓の両サイドの状況(例:すぐ横に壁があるなど)を記録しておきます。近くに壁や出入り口などがある場合、窓枠の外側から壁や出入り口までの寸法も記録しておいてください。

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幅を測る際は、メジャーが水平(床面と平行)になっていることを確認して下さいね。ナナメになっていたりすると寸法が狂ってきます。ナナメになる分には実際よりも長くなるのでカーテンなら大きな問題にはなりません。しかしこの寸法を基にレールの長さを計算したりすると状況によっては『ちょっと長くて納まらない!』なんて事態も起こりうるので注意が必要です。

 

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(3)採寸結果を持ってお店へGo! オーダーカーテン、イージーオーダーカーテンなら、この採寸結果を持ってお店に行けば、採寸に来て頂かなくてもカーテンを注文する事が出来ます。丈については『ヒルカン下長さです』と一言付け加えればバッチリ。既縫製カーテンの場合は、この採寸結果を基に、近い寸法の製品を探して行く事になります。これにはちょっとだけコツがありますので、そのマル秘テクは次回詳しくご紹介しましょう。

たかがカーテン、されどカーテン。一度掛けたらず~っとそのままになってしまいがちなカーテンだからこそ、実際の色・柄選びにもコツがあります。もちろん『季節に合わせてカーテンを着替える』そんな心豊かな暮らしができれば理想なのですが・・・。私は実現出来ていません(>_<)。次回もお楽しみに!

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2017年09月15日(金)『塗香』ってなあに?

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九月も半ばになりました。今年の関東地方は季節の歩みが早く、もうすっかり秋の風情です。例年ならまだまだ『暑い!暑い!』と言っている時期ですが、今年は既に彼岸花が見頃を迎えています。例年不思議なくらいぴったりお彼岸前後に咲きはじめる彼岸花。今年は調子が狂ってしまったようですね。蝉の声もまばらになりました。気の早い金木犀が甘い香りを漂わせ、秋の訪れを告げているようです。皆様お住まいの地域では如何でしょうか?

さて、今日は『塗香』のお話です。先日テレビで紹介されていたようで、このところ友人知人の間でよく話題になります。ちょっぴりブームなのかな?と言うわけで詳しくご紹介してゆきましょう。

 

『塗香』は『ずこう』と読みます

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まず読み方からして良くわかりませんね。伝統的な和漢香薬種を微粉末にして調合した粉状のお香です。お香と言っても加熱して焚くのではなく、手に取って身体に付けます。この『手に取って身体に付ける』ことから、付ける→塗るということで塗り香→塗香となったのかもしれません。

私の知る限り、真言宗はじめ密教系の寺院では、僧侶の方々が仏前に上がる際に清めの香として常用されています。真言宗のお寺で本堂に上がっての祈願をお願いすると、僧侶の方が金属製の容器に入った良い香りの『怪しい粉?』を掌に載せてくださいます。ご経験がおありの方もいらっしゃるかと思いますが、その『怪しい粉』こそ今話題の『塗香』なのです。他にも宗派に関わらずお写経を行う際、最初に身を清めるために塗香を使うという習慣もあるようです。

また護摩法要などの修法の中でも塗香を用いる場面があります。仏様にお供養させていただくための塗香なのだと僧侶の方が教えてくださいました。

 

原料の香薬種ってどんなもの?

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よく『和漢香薬種』という言い方をしますが、日本国内や外来の薬種、香木などを指します。香木といえば白檀、沈香、伽羅が代表選手ですね。これらも元々は薬種でした。例えば香りの良さから珍重される沈香も、漢方生薬としては咳止め、痛み止め、身体を温めるなどの効能があるとされます。甘い香りで有名な白檀も、漢方生薬としては痛み止め、冷えの改善、食欲不振解消などの効果があるとされます。白檀や沈香って香りを楽しむものだと思っていたら、ちゃんと漢方生薬のリストに載っているんですね。

他にも良く知られているところで生姜、桂皮、丁子、ウイキョウ、八角、龍能、没薬、安息香、乳香etc. 洋風に言えばハーブということになります。一方生薬、香薬種の中には動物性のものもあります。熊の胆、麝香などがその一例と言えます。

 

どうやって使うの?

僧侶の方は、一つまみを手に取りお作法に従って掌に塗広げて身体に塗る仕草をされます。実際に塗香を付けるのは、せいぜい掌と腕、胸のあたりぐらいに見えますが、それでも近くに来られるとふわっとお香の良い香りがします。

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お寺の本堂などでは『塗香器』という金属製の蓋付き容器があり、そこから一つまみ取って使います。僧侶の方や塗香を常用される方は、『塗香入れ』と呼ばれる木製の小さな携帯用容器の中に入れて持ち歩かれますが、『ちょっと使ってみようかな』という時は、携帯用のクリーム容器や乳液容器などでも良いと思います。木製の塗香入れはそこそこ良いお値段ですのでお試しには少々勿体ないかもしれません。

私たちが宗教と関係なく使う場合は、一つまみ手に取って掌に塗り広げ、そっと香りを匂いだり、腕に付けたりして香りを楽しむのが良いでしょう。『ボディーパウダーとして~』などと謳っている製品もありますが、手足と異なりボディーや首筋など肌の柔らかい部分はちょっとした刺激にも敏感な場合があります。素肌に付ける場合は予め少量でテストし、かぶれや発赤、痒み等の反応が無いことを確認してからのご使用をお勧めしたいですね。

 

塗香の効用

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実は私、十年以上も塗香を愛用しています。真言宗のお寺で祈願して頂いた際に初めて知ったのですが、僧侶の方に教えて頂き、以来木製の塗香入れに入れて持ち歩いています。
原料が自然のものですから、本来香りの強さはお料理に使うスパイス程度。香舗(香のメーカー)さんによっては香料をブレンドされて香りの強い製品もあるようですが、コロンやトワレのようにいつまでも香りが残るものではありません。周囲に振りまくための香りというよりも、自分自身に対して使う香りなのだろうと思います。

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薬種主体のちょっとスパイシーな香りは、不思議に気持ちをシャンとさせてくれますね。人込みで気分が悪くなった時、気分転換に、眠気覚ましに、『ここ一番!』という時の気合いに、瞑想の連れに、塗香でリフレッシュしています。お値段も10~15g入りで千円前後の物が多く気軽に買えるお手頃価格です。

先人達から脈々と受け継がれてきた生活の知恵、そして香りの文化。慌ただしい日々のリフレッシュポイントに、『塗香』お勧めです!

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