本部スタッフブログ

GLホームの本部スタッフが綴るブログ

2017年10月17日(火)カーテン選びの知識

201710-01-01.jpg

10月も半ばを迎えました。我が家のケヤキや柿の木はすっかり紅葉して、早くも落ち葉掃きの季節到来です。東京地方の紅葉は例年11月になってからですから、今年はだいぶ季節の歩みが早いようです。今年は8月に雨ばかりだったり、10月になってから暑かったり、本当に変なお天気でしたね。

季節外れの暑さが続いた10月はじめ、私はお引越ししました。お客様の住まい造りのお手伝いはいつもさせて頂いていますが、自分の引っ越しとなるとさぁ大変!『もう二度と引っ越しはしたくない!』これが正直な今の気持ちです(笑)。

さて、今日は前回に続きカーテンを購入する際に知っておきたいポイントをご紹介しましょう。私の実践しているリーズナブルに素敵なカーテンを作る裏技もお伝えしちゃいます!

 

『2倍ヒダ、3倍ヒダ、1.5倍ヒダ』の意味

201710-01-02.jpg

この言葉、聞いたことありませんか? その意味はカーテンのヒダの倍率を表してます。カーテンは通常スタイルに作ると、上部にタックを取ってヒダを作りますね。このヒダが無いとフラットカーテンと言って、窓に布を平らに広げたような恰好になります。生地の柄をきれいに見せたい場合などフラットカーテンも素敵ですが、一般にはヒダがある形が好まれます。

2倍ヒダとは生地を2倍使うヒダという意味です。即ち生地幅150cmの生地を使い2倍ヒダでカーテンを作ると、幅75cmのカーテンが出来上がります。同様に3倍ヒダなら50cm幅のカーテンが、1.5倍ヒダなら100cmのカーテンが出来上がるという訳です。

一般にオーダーカーテンは2倍ヒダが基本、既縫製カーテン(縫製上がりで売っているもの)は1.5倍ヒダが基本です。実はここにお値段に大きな差が出るカラクリがあるのです。

 

 

生地幅とカーテンの仕上がり幅と窓幅の関係

201710-01-03.jpg

カーテンはフランジレースなど一部の特殊なものを除き、生地を縦に使います。理由は縦糸の方が横糸に比べ伸縮率が低いことと、縦使いならどんな丈でも作れることです。しかし生地を縦に使うと、生地幅という大きな制約が生じることになります。

日本の一般的な住宅では、窓幅は1間(約180cm)の引き違いが基本モジュールです。『レギュラースタイルのカーテンを取り付けようかな』と考えるような窓というと、掃き出し窓や引き違い窓が多いですね。すると1間、1.5間(約270cm)、2間(約360cm)といったサイズが一般的です。腰窓の引き違いでは1間(約180cm)の他、4尺(約120cm)、4.5尺(約135cm)、5尺(約150cm)といったサイズも多々見受けられます。

さて、ここで先ほどの生地幅、ヒダの倍率とカーテンの仕上がり幅を思い出してください。1間の窓に取り付けるカーテンは2枚仕立てで約200cmの幅が必要です。すると1.5倍ヒダなら150cm幅の生地で作れば1枚仕立てでスッキリ100cm。これを2枚セットにすればOKですね。

ところが2倍ヒダで作ると150cm幅の生地で作っても、仕上がりは75cm。これでは幅が足りませんからもう一枚同じサイズの生地をはぎ合わせて余分をカットし、100cm幅のカーテンを作ります。家庭での手作りなら、はぎ合わせた後カットした余分はもう一枚のカーテンに転用・・・なんてことになるのですが、工場生産では余分は原則廃棄。他の部分に転用されることはありません。

201710-01-04.jpg

仮に150cm幅の生地で幅200cm、丈200cm2枚仕立てのカーテンを作るとして単純に生地の必要量を計算してみましょう。上下の折り返し部分の要尺として50cmを加算します。

◇1.5倍ヒダの場合の生地必要量:(200cm+50cm)× 2=500cm(必要な生地は5m)
◇2倍ヒダの場合の生地必要量:{(200cm+50cm)× 2}× 2=1000cm(必要な生地は10m)

もうお解りですね。オーダーカーテンのお値段が高い理由。2倍ヒダにしただけで、生地の量が倍も必要になってくるのです。もちろん生地の選択肢も多いですし、こちらの都合に合わせてわざわざ作って頂くわけですから、その分お値段が張るのは当たり前といえば当たり前。でも何故ここまで大きな価格差があるのかしら?と思っていませんでしたか?実はこんなカラクリがあったのです。

 

寸法をよく考えれば効率的にリーズナブルに作れる

201710-01-05.jpg

例えば150cm幅の窓に1.5倍ヒダ100cm仕上がりのカーテンを2枚取り付けます。これは元々の生地幅で考えると、150cm幅の生地が2枚使われていることになりますので、合計300cmの生地で150cmのカーテンを作った計算になりますね。ヒダのボリュームは2倍ヒダと遜色ないということになります。無理をして150cm幅用の2倍ヒダカーテンを作るのはナンセンス!とケチな私は考えてしまいます(笑)。1.5倍ヒダの既成カーテンを探して安く収めました。

ご新築のお客様でリビングダイニングはお気に入りの柄でオーダーカーテンを・・・といったケースも多々あります。そんな時、窓幅の関係で?と思ってしまうケースがあります。
大きな窓は2倍ヒダも素敵ですが、両サイドにある80cmの細長い小窓。これも2倍ヒダにします? カーテン用の生地は150cm幅のものが一般的。小さな窓は1.5倍ヒダにしておけば、生地要尺は半分で済みます。というか、私は接いだ生地の大半が廃棄になってしまうのが勿体なくて、ついついそんな計算をしてしまうのです。

カーテンの縫製代金は、生地要尺に縫製単価を乗じて計算しますので、生地用尺が少なくなると、比例して縫製代金も下がります。カーテンマトリクスと呼ばれる縫製上がり価格一覧表で見積をする業者さんは別ですが、ちゃんと生地用尺を出して縫製代金を加算して見積をする業者さんであれば、この幅をよく考えてヒダを調整するテクでオーダーカーテンでも結構お値段をコントロールすることができるのです。

 

カーテンを着替えるとお部屋の雰囲気が一変しますよ!

201710-01-06.jpg

服は毎日着替えても、カーテンって一度掛けたら何年もず~っとヨレてくるまで掛けっぱなし・・・というお宅は少なくありません。むしろ季節に合わせてカーテンを着替えるお宅の方が少数派でしょう。でもお部屋の壁の大きな面積を占めるカーテン。取り換えるとお部屋の雰囲気は大きく変わります。

季節は秋。寒さに備えて暖色系&ちょっと長めのカーテンに取り換えてみませんか? 賢くリーズナブルにカーテンを楽しむご提案です。

Writed by S

GLホームへのお問い合わせ

住所
〒136-0071
東京都江東区亀戸1丁目5番7号 錦糸町プライムタワー
TEL
0120-7109-24(なっとくツーバイフォー)(フリーダイヤル)