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2017年11月15日(水)『おなっとう』美味しい美容と健康の救世主?

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立冬も過ぎ、東京地方でも銀杏が黄色く色付き始めています。街路樹の銀杏並木が色付き始めると、関東地方もいよいよ秋から冬へ。日暮れの早くなった街にイルミネーションの光が賑やかです。寒気流入の予報もあって、北の地方ではいよいよ雪の季節が始まりますね。

先日所用で長野県を訪れました。その折、農協の直売所で出会った『おなっとう』という食べ物。美味しくて栄養たっぷり!長野県佐久地方の郷土料理(食品)のようです。今日は番外編としてこの『おなっとう』をご紹介しましす。

 

見たことも聞いたこともない食品を発見!

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上信越自動車道~佐久小諸JCTを経て中部横断道(山梨県身延~長野県佐久)へ。現在は佐久南ICまでしか開通していないのでここで高速を降りると、目の前に道の駅『ヘルシーテラス佐久南』がありました。『おなっとう』との出会いの現場はココ。地元農産物直売コーナーの一角にひっそりと3個だけ並んでいました。

透明なカップに『麹お納豆』と記したラベルが貼られています。私には生まれてこのかた見たことも聞いたこともない食べ物。『納豆』とありますが、一見するとお粥の中に小豆と思しき豆がチラホラ』といったところ。しかし『麹』と書いてあったので、これは『甘いもの!』と直感してとりあえず1個購入してみました。この時点では本当に甘いか味は全く不明。塩麴だって見た目は甘酒そっくりですからね~。

 

甘酒のような上品な甘さにほんのり甘い小豆が香る・・・

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まだ目的地までは随分距離があったのですが、各地の郷土料理や伝統食品が大好きな私は『麹お納豆』が気になって仕方ありません。運転をパートナーに代わってもらい、さっそく『麹お納豆』の容器をOpen! やはりお粥のようなドロドロ状で、スプーンかせめてお箸でも無いと食べられません。仕方なく小指ですくって味見をすると・・・。麹甘酒の様な上品な甘さです。水分のない甘酒といったところでしょうか。見え隠れしていた豆はやはり小豆です。『う~ん美味しい!』。久々に出会った絶品ジモシー(地元)限定スイーツに大感激です。

 

麹と言えば美容と健康に良いと評判でしたね

201711-04.jpg少し前に酒粕ではなく麹から作った甘酒がちょっとしたブームになっていましたね。麹甘酒は『飲む点滴』とまでいわれていました。それは麹甘酒に含まれる成分が、ビタミンB1、B2、B6等豊富なビタミン類に加え、必須アミノ酸、大量のブドウ糖など、栄養剤として使われる点滴の成分に近いからだとか。疲労回復、筋肉や肌の再生、腸内環境を整えるなどの効果は確かにあるようです。『麹お納豆を』常食している方々は肌年齢が10歳も若いという情報もありました。真偽はさておいて、ありえない話ではないかもしれません。やはり先人達が伝え継いできた伝統には経験に基づいた知恵が詰まっているということなのでしょうね。

調べてみると『麹お納豆』の作り方は甘酒とほぼ同じ。私が感じた『水分の少ない甘酒』は正解だったようです。むしろ『食べる甘酒』と言えるかもしれません。この地域で昔から食べられてきた伝統食の一つ。佐久地方の郷土食とのことでした。

 

作り方は甘酒とほぼ同じ、家庭でも作れます

201711-05.jpg米麹100gをぬるま湯100mlで柔らかくし、普通に炊いたご飯1合分を少し冷ましたものと合わせて炊飯ジャーの保温機能で5時間程度保温。柔らかくなったら出来上がり。

この工程で『ごはん』を『お粥』に置き換えれば一般的な甘酒のレシピになりますね。やはり『麹お納豆』は『食べる甘酒』と考えて良さそうです。(笑)。出来上がった『おなっとう』に柔らかく煮た小豆や甘納豆、ササゲなどの豆などを入れて食べたり、お餅に付けて食べたりするそうです。そのあたりはお好みでアレンジ~ということなのでしょう。もちろん水で薄めればそのままちょっと粒の多い甘酒になります。

 

『おなっとう』という名前の由来

作り方をお読みいただいて気付かれましたでしょうか? 『麹お納豆』は小豆が入っているから『納豆』なわけではなく、ごはんと麹で作ったベースそのものが現地では『おなっとう』と呼ばれているのです。ごはんと麹で『なっとう』とはこれ如何に?と思って調べてみると、面白いことが解りました。

201711-06.jpg佐久地方では古くから各家庭で味噌が作られており、その際余った麹をご飯に混ぜて炬燵で保温し、おなっとうが作られてきたようです。また豆の納豆(ネバネバなっとう)も作られており、豆で作ったものとコメで作ったものと両方呼び名が『なっとう』だったため、穀類として豆よりも順位の高いコメのなっとうに『お』を付けてこれを『おなっとう』と呼ぶようになった。(以上出典はWikipedia/おなっとう)というのです。

確かに佐久地方に住む友人宅では、現在も90歳を超えたおばあちゃんを中心に冬になると味噌づくりをしています。彼女の家では豆を蒸して麹菌を培養し、いわゆる『味噌麹』を作るところから全て自家製と言うので驚きました。その麹の出来具合で毎年味噌の味が微妙に違うのだといいます。もちろん大変な手間が掛るのでしょう、『オバサン達も集まってみんなでワイワイ味噌づくりはまるでお祭りよ~』と笑っていました。しかし残念なことに『私は母のようにはとても作れない、母が作れなくなったらもう味噌は出来ないなぁ』と言うのです。彼女の家の自家製味噌のお味は絶品!このお味噌を頂いてから他社のお味噌が食べられなくなり、毎年おねだりしています(笑)。

201711-07.jpg佐久地方では昔から人々の暮らしの中で麹が身近な存在だったのでしょうね。そういえば『長野の人は肌がきれい』と言うのを聞いたことがあります。『秋田美人』も秋田は酒の産地だからとか・・・。日本人が古くから活用してきた『麹』。ひと手間を面倒がらず、家庭の味として次の世代にも伝えてゆきたいなと思います。友人にもおばあちゃんの味噌づくりを習得するように発破を掛けなくちゃ!

Writed by Y

 

 

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