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2014年08月24日(日)在来工法とはここが違う!ツーバイフォーの作り方(4)

201408-02-01.jpg8月も月末が近づき、子供達は夏休みの宿題の総仕上げでしょうか。今年の夏はお天気がとても不安定でしたね。関東地方を除く各地では、度重なる台風の襲来が終わったと思ったら、今度は前線で雨続き。大規模な土砂災害も発生してしまい、改めて自然の驚異を感じます。被災された皆様には心より御見舞申し上げますと共に、一日も早い復旧復興をお祈り申し上げます。

さて、今日の話題はシリーズでご紹介している『ツーバイフォーの作り方』の4回目。床パネルの構成をご紹介します。断熱材を敷き詰めて、その上に合板を張って・・・。ご自宅の建築以外ではあまり見ることの出来ない作業の様子をご紹介して参ります。前回の記事はこちらからご覧下さい

 

床合板を貼る前に、床下の断熱材を敷き込みます

基礎が出来上がり、土台を取付けて、床を支える大引(おおびき)と束(つか)を取付け、さぁ床合板!っとその前にもう一つ大事な工程があります。そう、床下の断熱ですね。仮に現状のまま合板を貼ったとしても、コンクリートの基礎がプールの様な形に出来上がっていて、構造上は特に問題はありません。しかしこのコンクリートで囲まれた床下空間は、大引や土台といった部材を良い状態に保てるよう『基礎パッキン』を入れて風通しが良くなるようにしてあります。と言うことは、冬場になれば冷たい外気がこの床下空間に入ってくると言うことですね。室内で一生懸命暖房しても、床下から冷やされたのでは非効率。そこで床合板を貼る前に、断熱性能の高いポリスチレンフォームを敷き込みます。

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これで解りましたね。大引にいくつも取付けていたL字型の小さな金物は、こんな風にして断熱材を支えるためのものだったんですね。図面の指示によると、ここの断熱材は厚さ90mm。写真では断熱材を敷き込んで、まだ大引と同じ高さになっていませんから、45mm厚さのものを2枚重ねて使うようです。

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断熱材は大引との間に隙間が出来ないように、サイズを合わせてピッタリに納めます。右の写真が断熱材を敷込み終わった部分の断面。やはり2枚重ねになっていますね。そして断熱材の表面と大引の上面が同じ高さ=平らになっています。

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左の写真はおおよそ断熱材を敷き終わったところです。早くも床合板を運び込み、次の工程の準備をしていますね。
ご紹介している写真は、GLホームいわき店(福島県)のモデルハウス施工中の写真です。断熱材の厚さ等については施工エリアにより気候が異なることから、国の指定する8種類の地域区分に従って、それぞれに合致した基準値を設定しています。いわき展示場は『一般Ⅴ(←ローマ数字の5)地域』に該当しますので、これに合わせた基準に基づいて施工しています。細かい仕様は全く同じにはならないことがありますので、ご了解下さいね。

 

いよいよ床合板の敷込みです

床合板と言っても今どきは厚さ24mmもの分厚い構造用合板を使います。従来は構造用合板と言えば厚さ12mmが一般的でしたから、2倍の厚さと言うことになります。持ち上げようとするとかなり重いです。

従来ツーバイフォー工法では、床根太を1/3グリッドや1/4グリッドの間隔で細かく設置し、その上に12mm厚さの構造用合板を敷き込んで床を構成するのが一般的でした。しかしこの作り方では、断熱材を床根太の間にびっしり敷き込むのにはかなり手間が掛かりますね。そこで根太よりも大きな部材の大引を1/1グリッド間隔で設置して床根太を省略。その分床合板の厚さを2倍にして、強度をキープしています。この工法が取り入れられ始めた頃、私も『どんな感じかな?』と何度も現場に足を運んで確認しましたが、個人的な感想としては『やはり厚さ24mmの合板は安定感が違う!』といったところです。更にこれまでご紹介の通り、断熱材をびっしり敷き詰めるのにも好都合。現在ではこのように根太を使わず大引と厚い合板で床を構成する方法が広く取り入れられるようになっています。

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まず大引の上に接着剤を塗ります。何故こんな不安定な姿勢で作業しているかと言うと・・・そう、現状では一見床が出来上がっているように見えますが、実際に人の体重を支えられるのは大引の上と合板の上だけなんです。ちょっと思い出してみてください。断熱材は、大引に取付けられた小さなL型の金物の上に乗っているだけです。人が乗ればズボッと落ちてしまいますね。一見平面的に広がっている床の上で、歩けるところは限られていると言う状況。馴れないと結構キツイです(笑)。思わず断熱材の上にも足を出してしまいそうで・・・(>_<)。

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合板を置いたら直ぐに当て木をしてハンマーで水平方向から叩きます。これは隙間なくピッチリと合板を敷き詰めるための作業です。そして位置が確定したら、釘打ちでしっかり留めます。

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左の写真は床合板をおおよそ貼り上げたところ。遠目だと一見フローリングを貼ったのかと思うくらいきれいな仕上がりですね。右の写真、赤い矢印で示したラインが合板の継ぎ目、青い矢印で示したラインは職人さんが位置を示すために付けた墨打ちのラインです。合板の継ぎ目がいかにピッチリときれいに処理されているかお解り頂けると思います。

 

これがツーバイフォーと在来工法の違い!

ようやく床が出来上がりましたね。この床の状態をプラットフォームと言います。駅のプラットホームみたいでしょう?(笑)。基礎や床組を作っているときは、正直在来工法かツーバイフォー工法か一見しては見分けにくいです。でもここまでくれば一目瞭然! 床が出来ているのに柱が一本も建っていません。これが壁面を組立てて建物を構成するツーバイフォーの一番の特徴です。在来工法の場合は、柱と梁を基本構造として建物を構成してゆきますので、床面を構成する前に、必ず柱、梁、そして小屋組まで作ってしまいます。小屋組の一番高い部材が棟木(むなぎ)。壁の無い状態で棟木まで立ち上がるので、上棟式の時はてっぺんの棟梁さんがよく見えますよね。ツーバイフォーの場合、棟木が上がるまでには、1階の壁を組んで、2階の床を組んで、2階の壁を組んで、それから小屋組。暫く先のことになります。

次回はその壁を立ち上げるところをご紹介しましょう。お楽しみに!

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