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2015年11月23日(月)風邪シーズン到来!おうちでできる予防と対策(1)

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    今年は例年より秋の訪れが早く、『もしや一気に冬になってしまうのでは?』と思ったのですがそうは問屋が卸しませんでしたね(笑)。10月、11月になってから気温が高めに推移し、お陰で東京地方の紅葉はなかなか進まずボロボロです。まだ緑色を残した銀杏があるかと思えば、紅葉半ばで葉が枯れてしまい、そのまま落葉している木々も散見されます。我が家のケヤキは早々に落葉し、なんと今頃芽吹き始めてしまいました。これから冬になるのにどうなってしまうのでしょうね(>_<)。

    さて、暖房器具を出して、木枯らしが吹くようになると・・・そう、風邪の季節ですね。あまりにも身近すぎて案外詳しくは知らない風邪。古くから伝わる家庭療法、民間療法と合わせ考えてみましょう。今日は先ず『敵を知る!』ということで、風邪について詳しく見てゆきます。

 

風邪という病名はない?

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    私たちはよく『風邪をひいた』と言いますね。くしゃみ、鼻水、鼻づまり、喉の痛み、発熱、咳、声嗄れなど、多様な症状が発現! そんな時『これは風邪をひいてしまったかな?』と考えます。しかしながら医学の世界には『風邪』という正式な病名は無いようです。強いていえば『カゼ症候群』。感染によって起きる『上気道粘膜の急性カタル性炎症』をまとめて『カゼ症候群』と呼ぶようです。専門書の記述によると、軽い鼻症状主体の普通感冒(いわゆる鼻カゼ?)から高熱など激しい全身症状を伴うインフルエンザまで、『症候群』に含まれるものは様々。しかしその80~90%がウィルス感染に因るものとあります。更に主な感染経路は『飛沫感染や手指を介した接触感染』であり、『予防が重要である』と解説されていました。

 

風邪のウィルスってインフルエンザだけじゃなかった!

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   『カゼ症候群』の原因は80~90%がウィルスとのことですが、その内訳を見るとあらら、色々ありますね。一番多いのが『ライノウィルス』でウィルス感染中のなんと30~40%を占めるとか。次がコロナウィルスで約10%、そして三番手にようやく彼の有名なインフルエンザウィルスが登場します。以下パラインフルエンザウィルス、RSウィルス、アデノウィルスと続きます。インフルエンザウィルスはカゼの代表選手ではなかったんです。今年前半、韓国で流行していたMERSも確かコロナウィルスが原因でしたね。しかしコロナウィルスといっても色々なタイプがいるので、ここでいうカゼのコロナウィルスとMERSコロナウィルスは親戚ではありますが、別物ですのでご安心ください。

    ウィルス以外でカゼ症候群の原因となるものはと言うと?そう細菌です。マイコプラズマ、肺炎クラミジア、一般細菌などが原因となります。他にアレルギーなど感染を原因とせずカゼ様の症状を発症するものもごく僅かにあるそうです。

 

ウィルスに抗生物質は効かないって本当?

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    はい、本当です。抗生物質は抗菌剤。細菌には効き目がありますが、ウィルスには効果がありません。ってことは風邪にはほとんどの場合抗生剤は無力ということなんですね。20~30年前頃は、高熱が出るとすぐに家庭医が抗生剤を処方してくれていました(当時はキッチリ6時間おきに飲むよう指示がありましたね)が、最近では『カゼ症候群』の患者に対し医師たちは、マイコプラズマや連鎖球菌の感染、細菌の二次感染が疑われる場合を除き、安易に抗生剤を処方しなくなりました。むやみに抗生剤を使うと耐性菌が出現してしまい、本当に必要な時に効かなくなる恐れがあるからです。熱が高かったり症状が激しいと、ついつい『先生!抗生剤下さい!』って言いたくなりますが、これは大間違いだったんですね。

 

引いてしまった風邪はどうやって治す?

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    最新の専門書では一番最初に『保存療法』と書いてありました。内容は『安静、保温、うがい、手洗い、栄養など』とあります。いわば身体がウィルスと戦って勝利を収めるのを応援しようということですね。そして二番目は『薬物療法』しかしその内容は『消炎鎮痛剤、抗ヒスタミン剤など(対症療法として)』とあります。薬が風邪を直してくれるのではなく、苦しい症状を緩和するための薬ということですね。そして経過は『自宅療養で一週間以内に自然治癒する』とあります。な~んだ!道理で『風邪引いた?』と思って家庭医のところへ急行!もらった薬を飲んでもすぐには良くならないわけですね。

    これらカゼ症候群の症状は、身体に入ってきたウィルスなどを退治しようとして身体が防御反応を起こしている結果です。その症状を対症療法とは言え過剰に抑え込んでしまうと、ウィルスなどを退治することができなくなって、余計に治りづらくなってしまう側面もあるそうです。例えば熱が出るのは、体温を上げてウィルスを弱らせ、免疫機能が効果的に働くようにしようとする反応。解熱剤で体温を下げてしまうと、身体は楽になりますが、免疫機能は働きにくくなってしまうというわけです。

 

実は理に適っていた昔からの家庭療法

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    子供の頃、風邪を引いて熱を出すと、明治生まれのお婆ちゃんはショウガ湯を作ってくれて、ぐいっと飲んで身体が暖まったら布団蒸し!汗をかくと何度も着替えさせてくれました。目が覚めると甘~い葛湯。風邪を引いた時だけ食べられるご馳走なのに、喉は痛いし食欲もなくてあまり食べられず、悔しい思いをしたものです。2~3日そんな生活をしていると、やがて葛湯だけでは足りなくなり、布団から脱走しておやつを食べるように・・・もう大丈夫! 葛湯をおねだりしても作ってもらえなくなりました(笑)。

    身体の良くなろうとする力=自然治癒力を応援する保存療法。思い返してみると、お婆ちゃんの家庭看護はまさにこれを地で行くものだったと今更ながらに感心します。
    『仕事を休めないから・・・』、『学校を休めないから・・・』と薬で熱を下げ、重い身体を引きずって会社や学校へ向かうのは、身体にとってはダブルパンチの責め苦だったのかもしれませんね。

    では現代の私たちにとっての『おうちでできる予防と対策』とは? 次回詳しく見て行きましょう。それまでどうぞ皆様お風邪など召されませぬように!

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