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2016年02月07日(日)自家製ハンドクリームを作ってみました

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   立春を迎え、暦の上では春がやってきました。しかしまだまだ寒さの厳しい2月です。左の写真は2月7日朝の東京郊外。夜から未明にかけて雪が降りました。大した降雪量ではないのですが、関東特有の春の湿雪。何にでもへばり付くのが特徴でして、細い木の枝一本一本や電線にもしっかりへばり付きました。お陰でご覧のような美しい雪景色。日が差すとアッという間に解け落ちてしまいますので、午前中も早い時間だけ限定の美しい風景です。

   さて、今年はお正月が明けてようやく冬が来た感じですね。荒れ性が悩みの私の手や肌も、年が明けて本格的に症状が出てきました。そこで今年は自家製ハンドクリームを作ってみました。これがなかなか良いんです。身近な天然原料で、ナチュラルなハンドクリーム。今日はその基本形をご紹介しましょう。

 

ハンドクリームの働き

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   人の皮膚では、一番外側の表面を覆う角質層に対し、皮膚の内部から常に水分補給が行われていて、そのお陰で角質層は一定の潤いと柔らかさを保っていられるのです。しかしながら冬場の乾燥や水仕事による皮脂(表面バリア)の喪失などで内部からの水分補給が追い付かなくなると、角質層は乾いて硬くガサガサになり、更には収縮してしまいます。すると鏡餅の表面が乾燥してひび割れてくるのと同じ状況になりますね。これが痛~いヒビやあかぎれが発生する要因です。

   ハンドクリームに求められるのは保湿と水分の蒸発を防ぐラッピング効果です。そこで今回のハンドクリームには、植物オイルの皮膚を柔らかくし、整える効果+水分蒸発防止効果、蜜蝋ワックスのラッピング効果、カモミールエキスの肌を整える効果と水分補給を期待して作ってみました。加えて精油の香りで癒されたい効果もです(笑)。名前はハンドクリームですが、手だけで無く脚、膝、肘、踵などに使うととても調子が良いです。

 

自家製ハンドクリームの材料

   今回作るハンドクリームはカモミールの抽出液(濃く出したカモミールティー)を使います。もちろん保存料などは一切使用していませんし、水分が入るため、あまり長期間の保存には向きません。自家製では保存料などを使いませんので、少量ずつ作って使い切ってゆくのが基本です。あまり少なすぎても計量が難しくなりますので、1回に作る量は20~30cc程度が適当かと思います。

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  <カモミールのハンドクリーム材料>

   植物オイル:25cc(食用アボガドオイル使用)
      蜜 蝋:4.0g
   カモミールティー:5cc
      精 油:6滴(ティートゥリー、ラベンダー各3滴)

※カモミールティーは0.5gのドライカモミールを50ccの熱湯で抽出しますので、通常ハーブティーとして飲用するものよりは大分濃いめになります。余った抽出液はもちろん飲用可能ですが、少し薄めた方が飲みやすいと思います。

ドライカモミールはティーバックでもOK。1.5g入りのティーバックなら150ccの熱湯で抽出します。

   植物油について、一般的にはアロマトリートメントなどで使われるキャリーオイルと呼ばれるものを使用します。精油を販売しているアロマショップや手作り化粧品の材料を扱うお店などで購入することができます。マカデミアナッツオイル、アボガドオイル、スィートアーモンドオイル、グレープシードオイル、オリーブオイルなどが良く用いられます。しかし今回は家にあった食用のアボガドオイルを使いました。オリーブオイル、グレープシードオイルなど、食用のオイルでもハンドクリームを作ることができます。(私はおうちにあるもの優先主義です(笑))

   蜜蝋はミツバチが巣の材料として作り出すワックス成分。ミツバチの巣から取り出されます。アロマショップや手作り化粧品ショップなどで販売されています。精製された白いものと、未精製の黄色いものがあります。今回は未精製のものを使用しています。

   精油は皆様良くご存知のエッセンシャルオイルと言われるものです。植物を蒸留したり圧搾したりして取り出したエッセンスで、香りだけでなく、色々な働きを持っています。今回は抗菌作用(クリームの保存性をキープするため)と肌を健やかに保つ作用のあるティートゥリーと、香りが良く、肌を守る作用があるラベンダーの精油を使いました。

 

 カモミールのハンドクリーム作り方

<概要>
   カモミールエキスはお茶ですから水分ですし、ベースは植物オイル。この両者は混ぜてもそのままでは分離してしまいますね。そこで蜜蝋を植物オイルに溶かし込み、蜜蝋の固まる力を利用してオイルに水分を抱き込ませようという訳です。蜜蝋の溶解温度は約70℃。湯煎で作業を行ってゆきます。植物油に蜜蝋を入れ、蜜蝋が全て解けるまで温め、これと同じ温度に温めたカモミールエッセンスと混ぜ合わせてかき混ぜながら固めてゆきます。要は溶かして混ぜるだけなのですが、温度管理がちょっと難しいかもしれません。では手順をご紹介して参りましょう。

<手順>
(1)カモミールのティーを抽出します。0.5gのドライカモミールをお茶パックに入れ、50ccの熱湯に浸し、蓋をして保温しながら10分ほど置きます。10分後、カモミールのパックを絞り、取り出してから全体を軽くかき混ぜ、必要量の5ccを取り分けておきます。

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(2)植物オイルに蜜蝋を全量加え、湯煎で加温しながらかき混ぜ、蜜蝋を溶かしてゆきます。蜜蝋の溶解温度は約70℃です。蜜蝋の溶けが悪くなったり、容器の縁の方から固まってくる場合は湯の温度が下がっていますので、熱湯に取り替えて同様に続けて下さい。写真では熱湯を入れた容器で湯煎していますが、鍋を使い加熱機器で湯を沸騰させた状態で行うと容易に溶かすことが出来ます。

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(3)蜜蝋を溶かしながら(1)で取り分けたカモミールの抽出液をオイルと同じ温度になるように湯煎で暖めておきます。少し大きめの湯煎容器を使用し、蜜蝋を溶かしながらカモミールの容器も一緒に浸けておくと手間無く同じ温度にすることが出来ます。

 

 

 

(4)蜜蝋が全て溶け、カモミールの抽出液も同じ温度に温まったら、両者を混合し、割り箸などで良く混ぜ合わせ、手早く精油を加えます。湯煎から外して更に混ぜ続けていると、温度の低下に従い次第に不透明感が増し、ドロッとした感じになってきます。

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(5)マヨネーズより少し柔らかい程度の堅さになったら保存容器に移し、出来上がりです。完全に冷めたら蓋をします。作っている部屋の室温や容器の素材にもよりますが、冬場の場合、ドロドロ状態から出来上がりまでは短い時間で変化します。精油を加えてから後の作業は、手早く行うようにしましょう。(写真は撮影しているうちに少し硬くなりすぎてしまいました。もう少し柔らかい状態で容器に入れた方が入れ易いです)

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ご注意事項と補足

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一般にこうして手作りしたクリームは保存料を使用していないため、一週間以内に使い切るのが適当とされています。私の経験では冬場なら一ヶ月程度は大丈夫かと思われますが、保存環境(室温、容器の状態など)により変質が早まることも考えられますので、保存期間に関わらず色、臭い、状態(カビなど)に異常を感じた場合は使用を控え、新しいものを作るようにして下さい。

材料はどれも身近な天然由来のものですが、人によりアレルギーなどお肌に合わないこともあります。ご使用になられてお肌に異常を感じられた場合は、すぐに使用を中止して医療専門家等にご相談下さい。そのまま使い続けると、症状が悪化する場合があります。

精油についてはお肌に対する安全性の観点から濃度1%以内が推奨されています。ここにご紹介するレシピも濃度1%になるように設定していますので、これを超えないようにご注意下さい。

クリームを作る際は、熱湯や湯煎の取り扱いに十分注意し、火傷をしないようにご注意下さい。

   写真右奥のクリームは、精製された白い蜜蝋で作ったものです。何度か作ってコツをマスターしたら、精油やエキスなど材料を違うものに変えてオリジナルのハンドクリームを作ってみて下さい。お子様とご一緒に作っても楽しいです。毎日使う日用品が手作り出来るって何だか楽しいしワクワクしませんか?『へぇ、こんなものが自分でつくれるってすごいんだね。』とはクリーム作りに挑戦したある小学生のお子様の感想です。まだ暫くはハンドクリームの手放せない時期。天然の植物オイルでお肌しっとり+精油の香りで癒やされましょう。

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