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2016年03月06日(日)花粉症の季節到来!知っておきたい正しい知識

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   3月になり、関東地方では大分春めいてきました。朝晩はまだ風が冷たいですが、道端にはいつの間にか緑が顔を出し、桜の樹も全体がうっすら薄紫色がかって見えるようになりました。ミモザの花は早くも見頃を迎えていて、鮮やかな黄色の花色に周囲がパァッと明るくなったように感じます。我が家のバルコニーでは昨春挿し木した沈丁花がついに一輪開花しました。挿した一枝のそのままの形で、たわわに花を付けた姿が何ともいじらしいです、『頑張って大きくなってね。』と声をかけてしまいました(笑)。

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   春は始まりの予感。なんだかウキウキしてしまいますね。一方3月と言えば本格的な花粉症の季節。私も花粉症なので、毎年『花粉さえなければ楽しい春なのに~!』と思わず恨み節。杉や檜の花粉が原因らしいことだけは、その時期だけ症状が出るので良く解るのですが、実は花粉症について詳しいことはほとんど知らない方が多いようです。今日は花粉症の正しい知識をご紹介。敵を知って対策を講じましょう!

 

花粉症はアレルギー性鼻炎の一つ

   花粉症とは、スギ科、イネ科、キク科(ブタクサ属・ヨモギ属)などの植物の花粉を原因(アレルゲン)とする主に季節性のアレルギー性鼻炎を言い、多くの場合アレルギー性結膜炎を併発します。一方通年性のアレルギー性鼻炎は、原因がハウスダスト(ダニ、動物の上皮、カビなど)を原因とする場合が多く、花粉症とは区別されます。花粉症の場合、地域により生えている植物が異なるため、発症時期や原因となる植物も異なるようです。本州以南では春のスギ・ヒノキ花粉症が最多で、次いで秋のキク科花粉症が多くなりますが、北海道ではスギ花粉が飛散しないため、シラカバ花粉による花粉症が多いのだとか。シラカバもスギ・ヒノキもある本州の高原地帯は両方かしら?と思ってしまいましたが、要はどこに住んでいても花粉症になるリスクはあるということのようです。

 

花粉症が発症する仕組み

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   花粉症は身体の防御反応=免疫反応の一つです。免疫反応は本来、細菌やウィルスなど、身体にとって有害な侵入者から身体を守るための防衛反応であって、これが無ければ私たちは生命を維持することができません。ただ、現代の私たちの暮らしは清潔&衛生的になって免疫機能もヒマなのでしょうか?花粉などあまり影響のなさそうなものにも過剰反応してしまうのですね。あるいは私たちが知らないだけで、実は花粉にも身体にとって何か迷惑な作用があるのかもしれません。

   花粉症などのアレルギー反応は、その発生機序の違いによりⅠ型~Ⅳ型に分類されますが、その中で花粉症はぜんそく、食物・薬物アレルギーなどと並びⅠ型(即時型)に分類されます。

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   身体が原因物質(花粉症の場合は花粉)にさらされると、リンパ球の一種であるT細胞がこれを察知。同じリンパ球の一種であるB細胞に指令を出し、B細胞が花粉を捕まえるためのキャッチャー(Ige抗体)を大量生産します。するとこの抗体を鼻粘膜の中にある肥満(マスト)細胞などが装着して、花粉がやって来ればいつでもキャッチできる体制を整えます。これが感作と呼ばれる準備完了状態です。この時点ではまだ辛い症状はありません。

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   さてこの後が問題。抗体を装着した肥満細胞が花粉をキャッチすると、ヒスタミンやロイコトリエンといった炎症物質を吐き出します。これらの炎症物質が組織に作用するとついに花粉症が発症。目(結膜)であればかゆみや充血、鼻粘膜ならくしゃみや鼻水といった症状が現れます。これらの炎症物質は組織に直接作用し、短時間(数分~数十分)でアレルギー症状を引き起こすことから『即時型』と呼ばれます。確かに花粉の季節、ちょっとゴミ出しに行ってもいきなりくしゃみが止まらなくなりますよね。本当に即時型って感じです。

 
   迷惑な花粉症の症状ですが、もしこれが花粉ではなくウィルスなどであれば、こうしてすぐに反応することでこれを排除。体内に入りこまれるのを阻止し、被害を最小限に抑えるありがた~い仕組みと言えます。更に抗体を大量生産してくれるB細胞の中には記憶力の良いのが居て、原因物質をしっかり覚えておいてくれるのです。なので一度花粉症になると来年も・・・『これは見覚えのある悪党!』というわけですぐさま抗体を生産。肥満細胞が装着して花粉をキャッチ→炎症物質の吐き出しといういつものアレルギー反応が起きてしまうのです。

 

花粉症の対策は?

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   とにかく原因物質に接触しないこと。即ち花粉を遠ざけるに限ります。マスク、花粉除けメガネ、集塵型空気清浄機などなど。原始的ですが一番効果的です。私も御多分に漏れずこの時期は花粉症ルック。帽子を目深にかぶり、眼鏡にマスク。暑くても我慢してサラサラ系のウィンドブレーカーは欠かせません。ドロボーみたいな恰好です。また目を洗う、鼻うがいをするなど、付着した花粉を洗い流すのもかなり有効です。薬を飲んで屋外での仕事をした後などは、薬が切れると大変なことになりますので、帰宅したらすぐに目と鼻を洗うようにすると薬が切れても大分楽なようです。私は加えて顔を洗い、着替えもします(汗)。とは言え、仕事もあるし限界がありますよね。そこでお薬に頼ることになります。

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   基本的には抗ヒスタミン薬(ヒスタミンが作用するのを阻害する薬)のようですが、これは副作用として中枢神経抑制作用があり、眠くなるのが悩みの種でした。眠気を感じる場合はもちろん、眠気を感じていなくても、集中力や判断力、作業効率の低下がみられることが多く、これ等の副作用は『鈍脳』と呼ばれます。薬が脳にまで作用を及ぼしてしまうということです。そこで開発されたのが、第二世代抗ヒスタミン薬と呼ばれる薬です。1983年以降に発売されたもので、それ以前のもの(第一世代抗ヒスタミン薬)に比べ中枢神経抑制作用や口渇、胸やけなどの副作用が少ないものを言います。現在使われている花粉症の薬は第二世代抗ヒスタミン薬が一般的ですが、これらは抗ヒスタミン作用に加え、ロイコトリエントやヒスタミンなどの炎症を起こす物質そのものの産生や遊離を抑制する効果を持っているものもあります。薬もどんどん進化していますね。

   しかしながら花粉症の薬は全く眠気が起きないというわけではありません。人により全然平気な人もあれば、私のように第二世代でも結構眠くなる人もあります。また作用は同じでも薬の種類により成分が異なりますから、人により合う合わないもあるようです。症状が出る前から薬を飲み始めて、花粉期間中を快適に過ごすという話もありますが、『薬はあまり飲みたくないので症状が出たら最低限飲む』と言う方も少なくないようですね。私も後者の一人です。医師と相談しながら自分に合った薬と飲み方を見つけるのがベターと言えそうです。

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   ちなみに私が集めた情報では、現在一般的な薬で見る限り効き目と眠気は正比例するようです。効き目も穏やかで眠気も少ないのがクラリチン、アレグラなど、効き目バッチリだが眠気もそれなりに来るというのがジルテック、アレロック。両者の中間と言えるのがザイザル、アレジオンなどと言えそうです。

   薬は例え作用は同じでも、成分によって作用する仕組みが異なる場合がありますので、勝手な自己判断で薬を変えたり頓服服用するのは危険です。必ず医師、薬剤師などの指示に従って正しく服用してくださいね。薬局の薬剤師さんに質問すると、案外詳しく教えてくれます。薬のことはドクターよりも詳しいのかもしれません。なんといっても『薬剤師』ですからね。お薬を受け取るのみならず活用しましょう。

   春のスギ花粉症シーズン、関東地方ではこれから2週間くらいがピークになりそうです。私は例年桜が散るとピークを過ぎる感じですが何だかんだ言って5月の大型連休前まではマスクが手放せません。季節が進むと暑くて本当に嫌になりますね。花粉症のみなさん、今年も創意工夫で乗り切りましょう!

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