本部スタッフブログ

GLホームの本部スタッフが綴るブログ

2016年04月08日(金)サクラ・桜・さくら・・・サクラの四方山話

201604-01-01.jpg

    4月、新年度が始まりました。小学校の入学式でしょうか、若いご両親と共に歩くピカピカのランドセルを背負ったお子様を見かけました。今年の関東地方はまだ桜が咲いていて、久々に『入学式に桜』の記念写真が撮れそうです。やっぱり『入学式には桜』ですね(笑)。

    関東地方のソメイヨシノは花吹雪になりつつありますが、八重桜や山桜など、これから見頃を迎える品種も多々ありますね。今日はそんなサクラについての四方山話です。

 

品種がとても多いサクラ

201604-01-02.jpg

   緋寒桜、八重桜、山桜、大島桜、河津桜etc. サクラの品種はとても多く、江戸時代までに既に園芸品種を含め300種ほど合ったと言われています。現在では600種に上るとか。専門家の話では、サクラはとても自然交配しやすく、古くは自然交配に依って発生した野生の亜種を人が取り立てて育成し、種類を増やしていたようです。

    大分類では、ヤマザクラ群、エドヒカンザクラ群、マメザクラ群、チョウジザクラ群、ヒカンザクラ群、ミヤマザクラ群、シナミザクラ群、サトザクラ群の8群に分類され、それぞれに野生種、園芸品種が数種から数十種類存在しています。もの凄い数ですね。当然開花の時期も、色も多種多様というわけで、全部合わせると、サクラの花の時期は結構長いのかもしれません。

 

サクラの代名詞ソメイヨシノ、実はちょっと特殊なサクラです

201604-01-03.jpg

    一般に『サクラの開花情報!』などと言われて注目されるサクラは、皆様よくご存じの『ソメイヨシノ』ですね。これは江戸末期から明治の初期頃に江戸の染井村(現東京都豊島区駒込)の植木職人達の手で育成された品種と伝えられています。日本原産種のエドヒガンザクラとオオシマザクラの交配種で、エドヒガン系の葉が出る前に花だけが密生して一気に咲く特徴と、オオシマザクラの大きくて整った美しい花の特徴を良いとこ取りしたような品種です。まさに『枯れ木に花』と言った感じのダイナミックな咲き方をしますね。

    もともとはサクラで有名な奈良の吉野山にちなんで『ヨシノザクラ』や『ヨシノ』と言う名前で売り出されたようですが、本家本元の奈良県吉野山のサクラは山桜系が多く、染井村で作られたサクラとは品種が異なることから、これを区別するために『染井』の地名を付けて『ソメイヨシノ』と命名されたと伝えられています。

    このソメイヨシノは本当にどの木も一斉に開花しますね。一気に咲くからこそまた美しく、独特の風景を作り出してくれるのですが、それにはちょっと特殊な理由があるようです。実はこのソメイヨシノ、花が終わると実を付けますが、この実から発芽することはありません。ソメイヨシノと他種のサクラを交配すれば、結実→発芽も可能ですが、これはもうソメイヨシノではありませんね。即ち両親をソメイヨシノとするサクラは存在しないと言うことです。

    では日本各地に数え切れないほど存在するソメイヨシノはどうやって生まれたのでしょうか?

201604-01-04.jpg    これは全て人の手によって接ぎ木や挿し木で増やされてきたクローンなのだそうです。と言うことは、全国各地にあるソメイヨシノを辿って行くと1本のソメイヨシノにたどり着くと言うことでしょうか?。とてもにわかには信じられないような話ですが、DNAマーカーを用いた研究では、各地から収集されたソメイヨシノが、同一クローンであると言う結果が出ているようです。そしてあの一斉に咲く理由もクローン。クローンだからこそ、同じ条件になれば同じ時に咲く→一斉開花そして一斉に散るので見事な花のトンネルや花吹雪が実現するワケです。なるほど、長い桜並木のたくさんのサクラも、一本の木の分身と考えれば遅れること無くほぼ一斉に開花するのもうなずけますね。ちょっと納得した気分です。

 

食べて楽しむサクラ

201604-01-05.jpg

    『サクラを食べる』と言うと『えっ???』と一瞬怪訝な顔をされる方が少なくありません。がしかし、桜餅に欠かせない塩漬けの桜葉、結婚式などのお目出度い席で振る舞われる桜茶、あんパンのヘソにちょこんと乗せられた桜花の塩漬、最近は桜の葉を刻み込んだ桜餡やら桜まんじゅうなど、サクラやサクラの香りを口にする機会は少なくありません。

    塩漬けサクラ葉のあの独特の甘い香りは、クマリンという芳香化合物成分によるものです。生の葉ではあまり香りは感じられませんが、塩漬けにすることであの独特の香りが現れてきます。塩漬桜葉の原料になるのはオオシマザクラの葉に限られ、他の品種の葉ではあの独特の香りが出ないと言われています。中でも静岡県西伊豆にある松崎町で生産されるものが最も香りが良いとされ、松崎町は桜葉の国内生産量の約七割を占める特産地となっています。

 

201604-01-06.jpg

         一方花の方も葉同様、古くから塩漬けしたものが用いられてきました。こちらは八重桜が中心で、『普賢象』、『関山』と言った品種の花が用いられます。なぜ桜茶の桜は八重なのかな?とずっと疑問に思っていたのですが、実際に桜花の塩漬けを使ってみると、桜の花びらはとても薄くてデリケート。ソメイヨシノの様なシングル咲きの花では塩漬けにすると花びらがどこかに行ってしまいそうです。花を塩漬けにするためには、八重咲きのあのボリューム感が必要だったのですね。お湯のみに桜の花を一輪。お湯を注ぐとふんわりと花びらが広がり、見ているだけで優雅な気分にさせてくれます。

    さて、サクラにまつわる四方山話。いかがでしたか? 新年度、新しい環境で話題に詰まった時など、サクラの話題で会話のきっかけを作るのも良いかも知れません。私もお客様との会話のきっかけにと雑学知識を収集しています(笑)。ご活用頂ければ嬉しいです。

Writed by S

GLホームへのお問い合わせ

住所
〒136-0071
東京都江東区亀戸1丁目5番7号 錦糸町プライムタワー
TEL
0120-7109-24(なっとくツーバイフォー)(フリーダイヤル)

管理人

GLホーム本部スタッフブログへようこそ。

カレンダー

2019年9月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

カテゴリー

最近の記事

月別バックナンバー