2017年8月のブログ記事
2017年08月27日(日)ペンキ塗りって楽しい~❤
八月も下旬を迎え、夏休みもそろそろ終わり・・・。今年の関東地方は八月になったとたんに戻り梅雨のようなお天気。20日以上も連日雨が降りました。猛暑日こそ少なかったですが、湿度が高く毎日身体に応える蒸し暑さに、我が家では例年よりもエアコンの稼働時間が長かったように感じます。お盆休みも終わり、夜になると賑やかな秋虫たちの声。暑さの苦手な私はこのまま秋になってくれることを願っていますが、『九月は残暑が厳しい』との予報に戦々恐々です。皆様の地域ではどんな夏でしたでしょうか?
さて、素人オバチャン二人のDIY玄関ドア塗装。ついに仕上げのペンキ塗りに到達しました。これがとても楽しくて~クセになりそうです(笑)。
ペンキを刷毛に付けたらなんだかイイ感じ!
チョコレートブラウンの塗料を買ってきたはずなのに、缶を開けてみたらなんとブルーグレーの液体が・・・! 缶側面の注意書きに従い缶底からよ~く混ぜたらちゃんとチョコレートブラウンの塗料になりました(笑)。一瞬焦りましたがこれで一安心です。恐る恐る刷毛を塗料に浸けてみると・・・う~ん、この粘り気というかトロミと言うかなんともイイ感じです。塗料を刷毛に含ませ、垂れないように缶の蓋を手皿替わりにして塗料の量を絞ります。『ちょっと塗ってみようか・・・』とM子さん。いきなり玄関ドアの框部分に刷毛を滑らせ始めました。私は『あ、あの~、塗る順番とか・・・』と言いかけましたが、M子さんの耳には届かなかったようで
・・・。
楽しくなっちゃってドンドン塗り進んでしまいます!
私もM子さんに続いて刷毛を塗料に浸けてみました。確かにこれは塗りたくなる感触!ドアの右半分をドンドン塗り進んでゆくM子さんを横目に、私もドアの左半分に刷毛を滑らせてみました。『確かに気持ちイイ塗り心地!』これはM子さんが振り向かない訳だわ!と納得した次第です(笑)。思わずペンキ屋さん気取りで手首を返してみたり・・・『なぁんだ!意外にきれいに塗れちゃうじゃん!』とゴキゲンなのであります。
取材のことをしっかり忘れて写真も撮らず、一心に塗装していた私。M子さんのことをとやかく言う資格なんてありませんね。実は私も建物の塗装は初体験だったんです。それでも塗り進むうちに『框部分と両サイドは縦目に、ドア上下部分の材が横使いになっている部分は横目に塗る』程度のことは気が付きました。塗りムラが出ないように塗料の量を調整したり、凹凸のあるところは二度塗りしてカモフラージュに努めたり、誰に教わったわけでもないのに自然にそんな風に出来てしまいました。不思議です。
木製のポーチ柱は材の保護を考えて・・・
二人で塗っていたドアはあっと言う間に塗り上がってしまいました。M子さんも楽しそうです。そこで次に高い所が苦手な私はポーチ柱を、M子さんは脚立に上ってドア枠上部と欄間の枠の塗装に取り掛かります。ポーチ柱はかなり雨が当たるらしく、木製柱の表面はかなり粗くなっていました。今回の塗装の目的の一つは『材の保護』ですから、粗くなった木地目の中までしっかり塗料を入れ、更に半乾きの状態で二度塗りをして、水分の侵入を抑えられるように工夫してみました。表面に塗膜が出来てとてもイイ感じの仕上がりです。(自画自賛!画像が無くてごめんなさい。)とその時、『キャー!ゴメンなさ~い!』というM子さんの悲鳴と同時に肩口に『ポトッ!』と何かが滴下する感触が・・・。もちろん鳥の糞ではありません。上から塗料が降ってきました。
初心者に水性塗料は大正解!
『大丈夫!すぐに水洗いすれば落とせるから。』とは言ったもののチョコレートブラウンの塗料。捨てても良いボロTシャツではありますが、内心少々不安になりました。洗面所に駆け込みシャツを脱いで水洗いしてみると、痕跡なく見事にきれいさっぱり落ちました。やっぱり水性塗料は大正解です。更に今時の水性塗料は良くできていて、独特の嫌な臭いも殆どなく、乾燥時間も意外なほど早く、本当に手軽に塗装できるようになっています。ひと昔ふた昔前の水性塗料といえば、アクリル樹脂の独特の匂いがあり、乾燥時間も長いのが当たり前でしたから、ずいぶん進化したものだと改めて驚きました。これで雨に濡れても大丈夫な屋外用ですからね。スゴイことです。
一通り塗り終わったら道具を洗浄してお片付け
楽しいペンキ屋さんは2時間ほどで終了。『本当に下地8割って感じなんだね』とM子さん。朝から延々下地処理だったのにペンキ屋さんはあっと言う間に終わってしまって少し残念そう。でもまだのんびりはしていられません。水性塗料は乾くと耐水性になってしまいますので、すぐに道具を洗浄する必要があります。バケツに水を汲んでまずは刷毛をざっと洗います。(濃度を下げることで硬化し難くします)その後排水設備のある屋外水栓の流し水で、色が出なくなるまで刷毛を水洗い。バケツやその他塗料のついた道具なども洗浄します。気が付けば日も傾いてちょうど良い時間・・・。
マスキングテープをはがして完成!
道具を洗って養生を片付けてざっとお掃除。夕暮れ時になりました。既に塗料は乾いていて、触っても手に付くところはありません。当日は少し風がありましたが、本当に乾燥が早いですね。『マスキングテープは念のため明日剥がした方が良いかも』と言ったのですが、ここまでやったら早く完成状態を見てみたい!のが素人の素人たる所以。『いいよ、乾いてるところだけでも剥がしてみようよ!』とM子さん。私も『じゃ剥がしてみようか』と応じて、結局全てのマスキングテープを剥がしてしまいました。正直なところ、最後に塗ったFIX窓部分の脇は塗料が乾き切っていなくてちょっと剥がれてしまったりしたのですが、M子さんは全然お構いなし。それくらい全体の仕上がりがきれいだったんです。『ありがとう!私大満足よ!』のお言葉を頂戴して長かった一日が終わりました。
<まとめ>
・塗装作業(特に塗り替えの場合)は『下地8割、上塗り2割』と心得よ。
・初心者は水性塗料を選ぶべし。
・サンダー(工具)は塗料剥がしにはあまり役立たない。
・塗装は風弱く、湿度の低い日に行うべし。
・ペンキ塗りは楽しいと心得よ!(笑)。
Writed by S
2017年08月12日(土)塗料を買ってようやく塗り作業
立秋も過ぎて暦の上ではもう秋です。近所の植え込みではススキが穂を出していました。『いくらなんでも早すぎるでしょう!』と思いましたが、夜になると自宅マンションのエレベーターホールではコオロギの声。やっぱり秋なのでしょうか? 暑さの苦手な私はこのまま秋になってくれれば嬉しいですが、やはり暑い時期は暑くないとお米や農作物が影響を受けてしまいますよね。今年の関東地方は本当に異例続きのお天気で、人間も調子が狂ってしまいそうです。
さて、今日はDIY玄関ドア塗装の続きです。ようやく塗料を購入して塗装作業に突入です。
剥がれた塗膜を持ってホームセンターへ
午後二時を過ぎ、朝から続いた下地作り作業で相棒のM子さんはすっかりお疲れの様子。『ペンキ塗りをするんだ~!』と意気込んでいたのに、いつまで経ってもペンキの段に届かないので飽きてきちゃったかな? 『古い塗膜のある部分と、塗膜が剥がれて木地が出ている部分の凸凹は気にしない』とのご意向なので、下地作りはこの辺で終わりにしてホームセンタへ塗料を買いに出かけることにしました。
おっと大切なものを忘れてた!剥がした塗膜の破片を持参しなくては! そう、色を見極めるときは『現物主義』が一番です。イメージ、記憶、印刷物、写真などは当てにならないと心しましょう。特に今回は『上の方は手が届かず塗れない』ポーチ柱がありますから、色がツートンになってしまっては困ります。極力現状と似た色を探さなければなりません。カマボコ板で落とした塗膜片の中でも一番面積の大きそうなものをティッシュで包み、いざホームセンターへ。(塗膜片の写真撮り忘れました。ごめんなさい。)
予定通り屋外用水性エマルジョン塗料を購入
いつも利用しているM子さんの家の近くのホームセンターに到着。私が事前に情報収集に通ったホームセンタとは別系列のお店なので、販売している塗料もメーカーや商品構成が少し異なります。それでも『屋外に使える水性ペイント』を目標に探したら、すぐに見つかりました。DIYには溶剤を使う油性ペイントより、水性ペイントの方が人気があるのでしょう、塗料の中では一番広く棚を取っていました。
ここでティッシュに包んで持ってきた塗膜の破片が登場です。缶に表示された色見本に塗膜を重ねて色差を確認します。『これが近い!』と思っても重ねてみると案外違うんですね。次第に色数を絞って最後の二色。ちょっと迷いましたが、経年変化による退色も見込んで気持ち濃い目のチョコレートカラーを選びました。
塗り面積は玄関ドア片面とドア枠、ポーチ柱4面と考えてザッと4~5平方メートル。1.6Lの缶で『1回塗り=11~15平方メートル、2回塗り=6~7平方メートル』との表記でしたので、2回塗りをしても足りるようにと考え、この1.6L缶を購入することにしました。お値段は¥2,680円也。私が下見に行ったお店より同等商品で300円ほど安かったです。
次はマスキングをしないとね!
場に戻って『さぁ!いよいよペンキ屋さんだね!』と意気込むM子さん。水を差すようで申し訳ないけれど、まだマスキングをしなくちゃいけないんです。『え~!まだやることあるの~?』と言われてしまいました(汗)。でもこれをやっておかないと、そこら中に塗料が付着して大変なことになってしまいます。
早速マスキングテープを取り出して、ドアの室内側のエッジに合わせてぴったりと貼り付けてゆきます。『そっか、こっち側にペンキが来ちゃったらみっともないものね。』とM子さんも納得。マスキングテープを貼ってゆきます。『塗るところと塗らないところの境界に貼ってゆけば良いんでしょう?』ハイ!その通りです。ドアハンドル、鍵穴、ドア枠とガラスの間・・・全部貼ってゆきます。その間に私は塗装面を布で乾拭き。サンダー掛けの際に出た細かい粉や框部分に残っている砂埃、ゴミなどをきれいに取り除きます。これも美しい仕上がりのための大切なひと手間です。
よっしゃ!じゃぁ養生してペンキとしましょうか・・・
『そっか~、まだ養生しなくちゃいけないんだよね。』とM子さん。なかなかペンキ屋さんに手が届きませんね(笑)。玄関ポーチにブルーシートを広げて周囲を養生テープで止めます。養生テープは剥がすときに糊が残らないように作られていますが、タイルでもなんでも案外しっかり付くので助かりますね。ガムテープで代用するっと後で糊が残ってしまう場合があるので、これは要注意です。ドアの下や土間は新聞紙を敷いて、これも養生テープで止めて出来上がり! ようやく、ようやくペンキの缶をOpenです。
刷毛を用意してワクワクしながら缶の蓋を開けてみると・・・青い!そう、中の塗料はグレーがかった水色でした。???缶蓋の色見本は確かにチョコレートブラウンです。『なぜ?これ塗って乾くとチョコレートブラウンになるってこと?』とM子さん。『まさか!』と思いつつ即答できない私が居ました。落ち着いて缶の側面を見ると『中身をよく混ぜてからご使用ください。』と書いてありました。『な~んだ!そういうことね。』指示通り缶底からしっかり混ぜると、塗料はみるみるきれいなチョコレートブラウンに変化してゆきました。ちゃんと使用説明を読まないとダメですね。朝から焦らされていたので塗りたくて塗りたくて・・・でも取説はちゃんと読みましょう!という教訓でした(大笑)。
次回はお待ちかね!楽しいペンキ屋さんのレポートです。
Writed by S
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