

本気で遊ぶ大人たちVol.2
精肉店を主幹する上野 望さんの
ライフスタイル
『本気で遊ぶ大人たち』の家づくりを応援しているGLホーム。 このコラムでは、日常を非日常のような刺激的な毎日を過ごしている彼らが、 普段からどのようなライフスタイルを送っているのか、その様子に迫るコラム。
今回は、東京・世田谷に佇む和牛専門の精肉店「TOKYO COWBOY」を主幹する上野 望さんの自宅に訪問。自宅の場所は、「サーフィンという趣味があるので、海の近くに住みたかった」という理由で、湘南の小高い丘の上にある。今回上野さんには、休日の過ごし方はもちろん、家に求めるものや自分のライフスタイルで大切にしている部分のお話しも伺ってみた。

自宅から歩ける距離に湘南の海が広がり、愛犬・ロットワイラーの『ランプ』と散歩するのが日課

早朝に散歩から帰ってきたら庭で水浴び。この庭のおかげで自然と植物を育てる楽しさにも気づけたという

壁の素材感とテーブルなどの家具の素材を合わせる事で、空間に統一感が生まれる

庭に抜ける大きな開口部も気に入っているポイント。夏でも風通しが良い日は窓を開けて過ごす
家は自分のライフスタイルを描くキャンバス
クルマもバイクも古いものが好きだという上野さんは、ヴィンテージハウス・いわゆる古民家を探していたところ、今の自宅をみつけたそうだ。広い庭があることもこの家に決めるポイントに。
ヴィンテージの何が好きなのかを伺ったところ、
「クルマも家も、最新の完成されたものも勿論好きだし快適だとは思いますが、ヴィンテージは人の手・職人の手仕事が見え、それはある意味で未完成だけど、だからこそ自分色にしていく楽しさが好き」という。
このヴィンテージハウスも、自分たちで植物・インテリア・庭も含めて相当作り込んで今の形になっているという。そういった意味で、素朴なヴィンテージハウスは自分たちの好きなもので構成できる、ライフスタイルのカラーを作りやすい家だったそうだ。

1949年式フォードのシューボックス。快適性は今のクルマにかなわないが、その分クルマを運転するという本来の楽しさを存分に味わえる

ウッディな壁が印象的なリビングに、好きな植物がバランス良く配置されている


1Fにある和室もダウンライトを配置し空間をアップデート。サーフボードやヘルメットなど趣味の道具に囲まれた、映画を見るためのシアタールームを兼ねた部屋にカスタムされている

階段の踊り場にはシンプルに一点だけ絵を飾る。やり過ぎない程よさが抜群だ

一見すると古い作り棚も、ディスプレイに趣向を凝らす事で見事な空間に

光の入る加減とのバランスも考慮して配置された、お気に入りのアート
住む家で人生が変わる、
豊かなライフスタイルを実践
以前は証券会社で働いていた上野さん、その時は仕事のステータスなどスペック的な部分は確かに良かったというが、ライフスタイルをエンジョイしていたかと言われると、今の家に住んでからのほうが、趣味やスポーツを通じて様々な人との出会いがあり、人生が豊かになったという。「この家に住んで、好きな仲間と一緒にBBQをしながら趣味やたわいもない話をする、そんな時間が今は一番好きですね」と語る。
そして、仲間達が集う家で大切にする空間作りは、
「モデルルームのように綺麗すぎるとどこか落ち着かない部分もあるので、ある程度の生活感もありつつ整頓されている空間を常に意識していますね。また空間のポイントとしては“鏡”が結構大切で、鏡に反射する光も綺麗だし、空間が広く見えるし、インテリアとして大事にしている部分です」
また、男の夢でもある「趣味の部屋」も、次に住む家には作りたかったという事で、
そこには趣味の道具が詰まった空間が!
男性はいつまで経っても「おもちゃ箱」が好きな生き物だ。
趣味部屋で道具をメンテナンスしながら次に行くであろうフィールドを想像する行為も、それ自体が人生を豊かにする時間であることは間違いない。

リビングに配置された鏡が空間を広く見せるとともに、庭からの光を反対側の奥のキッチンまで届ける効果も

これぞ魅せる収納、というお手本のような収納スペース

釣り、サーフィン、スノーボードなど、多彩な趣味の道具が彩る「おもちゃ箱」のような趣味部屋

反対側の棚もご覧の通り。左上の顔を模った白い粘土細工は、上野さんが小学生の図工の授業で作ったもの。この空間にディスプレイされるとアートに昇華する

この日も近所の仲間が遊びに来ていたので、BBQを。プールもだして愛犬のランプと一緒に水に浸かる上野さん

この日のお肉は「TOKYO COWBOY」の骨付き肉である「和牛トマホーク!」インパクトも味も『極上』だ

仲間と一緒に楽しい時間を過ごす事が、なにより人生を豊かにしてくれる

こんな笑顔になれるライフスタイルが、本当に素敵だ

PROFILE
NOZOMI UENO
サーフィン・釣り・ゴルフ・スノーボード・クルマなど多様な趣味を持つ。証券会社勤務を経て東京・用賀に和牛専門・フルオーダーカットの精肉店 「TOKYO COWBOY」を立ち上げる。「TOKYO COWBOY」の空間設計は、「THE HANGOUT COTTAGE」をデザインした建築家の岩切氏が担当。同じ趣味を通じて岩切氏と出会い店舗設計をお願いした縁もあり、今でも親交が深い友人の1人だ。
■TOKYO COWBOY
住所:東京都 世田谷区上用賀1-10-16
電話:03-6805-6933
営業時間:10:00~18:00
定休日:水曜日
http://www.tokyocowboy.jp/