安心に暮らす

耐震性能

ハイパーモノコック構法

高耐震の2×6工法に制震システムをプラスした
「ハイパーモノコック構法」

本格的な少子高齢化社会、地球規模での気候の変動など環境の変化が進む中、現在および将来にわたって、「豊かな住生活」を実現するため、国では住宅に関わる政策・施策が講じられています。長寿社会に対応する「長期優良住宅」、徹底した省エネ社会を実現する「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)」など、厳しい基準をクリアするべく、GLホームは将来を見据えた対応にいち早く取り組んでいます。その1つが構造体を2×4(ツーバイフォー)工法から2×6(ツーバイシックス)工法に進化させることでした。

2×4工法の1.6倍の壁厚が
「高気密・超高断熱」で
家全体をすき間なく断熱!

高性能な断熱仕様に加え、外壁の枠組みに2×4材の約1.6倍厚の2×6材を採用したハイスペック仕様。ZEH水準をクリアした、高い断熱性を確保します。

モノコック構造

日本におけるツーバイシックス工法の正式名称は「木造枠組壁工法」といい、床1面、壁4面、天井1面の6面体が箱状の形になって建物を支えています。これを「モノコック構造」と呼び、地震の力や揺れをバランスよく分散することで、高い耐震性を得ることができます。

一般的な在来工法
荷重が1本の部材に集中し、建物のねじれ、歪みが起こりやすくなります。

力を面で支えるモノコック構造の床は、限られた支点で支る床構造に比べて水平にかかる力に強く、ゆがみにくいので、地震などの外力による建物のゆがみを避けることができる、強い構造と言えます。

モノコック構造
荷重を面で分散しているので、建物のねじれ、倒壊、変形を防止します。
基礎が強い(ベタ基礎)
基礎は建物を支えるという大きな役割を担います。GLホームでは鉄筋コンクリートの「ベタ基礎」を採用しています。部分欠損のない連続した一体化基礎は、建物の荷重や揺れを無理なく地盤に伝達させます。さらに壁と土台を基礎に、アンカーボルトで固定することで、耐久性の高い構造を実現しています。
床が強い(モノコック構造)
構造耐力上主要な役割をなす床は、日本の伝統木造の火打などと異なり、構造用合板と根太材の組み合わせによって効果を発揮します。強い剛性を持つ強固な床面は、加わる外力を各所に分散させて、ねじれを防ぎ建物の変形や倒壊を妨げます。
2階床根太の施工イメージ
屋根面が強い(トラス構造)
屋根面には構造的に強度の高い「トラス」を採用しています。屋根の荷重を外周部の壁で支えることで、内部の壁を減らすこともでき、大空間も実現できます。
壁が強い
GL2×6の壁に使われている耐力面材は、数々の実験で業界トップクラスの結果を残し、その性能を証明しています。地震による外力を壁倍率5倍(耐力面材4倍+石膏ボード1倍)の壁面全体で受け止め分散するので、地震に強い家になります。

繰り返される地震にも強い「ハイパーモノコック構法」

2×6工法によるモノコック構造の高い耐震性に、地震の揺れを1/2、建物の変形量を50%以上抑える制震システムをプラスした「ハイパーモノコック構法」の構造体。繰り返される地震にも高い効果を発揮し、大切な家族と資産を守り、いつまでも長く愛され、住み継がれる住まいを実現します。

GLホームの住宅は、
耐震等級3相当に対応できます。
★★★

津波に耐えた家

東日本大震災で津波を受けても1階部分のみの被害で済みました(福島県いわき市T様宅)

※記載内容は、住宅性能表示制度における最高等級の評価基準を満たすよう設計評価したものです。同制度に基づき設計段階で評価したもので、完成後や経年変化を考慮したものではありません。
地域・プランにより最高等級の評価基準を満たさない場合があります。住宅性能表示制度による住宅性能評価書の交付を受ける場合は、登録住宅性能評価機関の評価を受ける必要があります。(申請・評価には別途費用がかかります。)

ハイパーモノコック構法

GLホームの制震システム「GTSウォール」

いつ襲ってくるかもしれない大地震に備え、大切な家族と資産を守り抜くための住まいの地震対策は住宅には欠かせない必須課題となりました。GLホームではもともと優れている2×6工法の耐震性に加え、大きな揺れや建物の変位を抑える制震システム「GTSウォール」を開発しました。

  • 繰り返しの
    地震に強い

  • 一般住宅※1
    に比べて
    建物の変形量を
    1/2に低減※2

  • 家全体が
    まるごと
    制振装置

「GTSウォール」は家を構成する構造耐力上必要な全ての壁に粘弾性体を挟み込んでいます。振動エネルギーをあらゆる箇所で吸収でき、家全体が揺れを吸収できるシステムです。

「GTSウォール」は建物の変形量を半減させ、繰り返しの地震に強い

阪神・淡路大震災クラスの揺れを繰り返す(4回)実験では、一般住宅※1では度重なる揺れを受けることで、建物の変形量が大きくなりますが「GTSウォール」を採用した住宅は、建物の変形量を最小限に抑え強度を保つことができました。

※ 1 :一般住宅とは耐震等級1 相当の住宅です。※ 2 :地域やプラン・敷地条件、地震の規模や揺れの方位等によっては建物の変形量の低減率が異なります。

耐震補償制度

GLホームの耐震補償制度

強い構造体と検査体制で高い耐震性能を誇る住宅を建築し、その構造に自信があるからこそできる「耐震補償付き住宅」。阪神・淡路大震災及び新潟県中越地震と同程度までの揺れ(計測震度6.6未満)による地震で全壊した場合、最高2,000万円まで建て替え費用の一部を負担します。

※耐震補償制度への申込と設計条件を満たす必要があります。補償期間は10年となります。